一人暮らし〜コロナ後遺症と不眠症〜


どうも、enaka加苗です。

前回は発熱からコロナ陽性の症状や、10日間に行った主な対応について書きましたが、今回は自宅待機期間を過ぎた3週目以降の後遺症、それに伴う睡眠障害や鬱感についてまとめました。

前回の記事:一人暮らし〜コロナ陽性〜



✴︎3週間目の後遺症

保健所や病院の判断では軽症と扱われ、自宅療養を終えた途端に出勤を余儀なくされた私ですが…会社には行けませんでした。

熱や鼻水などの症状は治ったものの、倦怠感、痰&咳&嗚咽などで起き上がるのが難しい状況。

食事面は前回も書いた病院処方の栄養剤に救われ、朝昼は栄養剤、夜はご飯…などのメニューで、ゆっくりと今まで通りのご飯を食べる生活に戻していきました。

3週目は会社に行ったり行けなかったり、正直記憶が曖昧です。

なんとか会社に行けた日は常に呼吸が苦しく、胸の辺りが痛む感じ。

喋ると苦しい、咳き込んで嗚咽する…と言った感じでした。

世間的には後遺症という言い回しをされているけど、正直なところ治ってなかったんだよなぁ…。

気が付いたら8月を迎えていて、未だに浦島太郎のような気分です。



✴︎4週間目の後遺症

現在の話です。

4週目の後半から倦怠感、呼吸困難、咳がほぼ無くなりました!

残ったのは微かな痰と、1日に何度か起こる喉のムズムズ感…それを抑えようとした時の苦しさ&生理的な涙。

そして…睡眠障害。

病と戦っていた2週間と復職してからの1週間…呼吸が苦しくて眠れない、呼吸困難で眠っても自分のイビキがずっと聞こえている、急に変な時間に咳き込んで目覚める、日中急に落ちたように眠る…と言う生き地獄のような状態にあったことで、睡眠のリズムがとち狂いました。

昼夜のサイクルと体内時計のリズムが合わず、自ら望む時間に睡眠を取れなくなり、生活に支障が出る【概日リズム睡眠障害】をご存知でしょうか?

今、これです。

これによって朝から会社に行けない…行けても頭がフワフワしている…と言う最悪な現実と戦っております。

元々11時や12時には寝ていた私でしたが、昨年の7月頃、実家でのストレスで鬱と不眠症になりました。

また漫画を再開したらこの話も投稿します。

《実家のエピソード第一話はコチラ》
カナピー編01「天然系ふしぎ空間」

一人暮らしを始め、一年かけてようやく眠れるようになってきた所でまさかの悪化。

大パニック\(^o^)/



✴︎鬱感と不眠症と病院

この一年間に何度もうつ状態に陥り、心の病院に行くことを検討して実際に探していましたが…

口コミの良い病院は『しっかり話を聞いてくれるから待ち時間が2時間はある』と書いてあり、そこで心が折れて病院には行かずにメンタルを持ち直したり折れたりを繰り返してきました。

不眠症も、去年のピーク時に市販薬の睡眠導入剤・ドリエルを4日間ほど服用したのですが…飲んだ翌日は頭がボーッとして夢の中にいる様で、飲み切らずに辞めました。

その後、生理不順などの診察のために口コミで良かった産婦人科を訪れて、そこで出会った先生のカウンセリングが暖かく、とても心を軽くしてくれました。

鬱にも効果のある漢方薬の処方を提案されたり、私がデザイナーや画家である事を考慮して「もし鬱が治ることでクリエイティブに支障があるなら治さなくても良いかも?」と思ってもなかった事を言われたり…。

まさか産婦人科で鬱のカウンセリングになるとは…と思いましたが、よく考えるとメンタルが妊娠に影響があるなら普通のことなのかもしれませんね。

良い先生に出会えた一年前の出来事です。

そしてコロナ発症から4週間後である現在、内科に3度目の診察に行きました。

一人暮らしをはじめてから風邪は引いていなかったので、ここの病院も口コミの良さで決めました。

この病院の先生の診察も、心のカウンセリングのような時間でした。

不眠症で薬を飲むべきか悩んでいる事を打ち明け…。

先生曰く「市販薬で翌日も頭がボーッとするのは効果がありすぎ。病院で処方する薬は確実に効果があるから更にキツくなってしまう。オススメできない。」とのこと。

何よりも私の心を軽くさせたのは次の言葉でした。

「二週間かけて12時に眠る生活から4時ごろに眠るリズムに変えることができたんだから、またニ週間かけてゆっくりと12時に眠るリズムに変えることができる。」

とにかく元に戻さなきゃ!なのに出来ない!どうしよう!と思っていた私には、かなり衝撃的でした。

そもそも私は、自宅療養の中で入眠時間を変えることが出来ていた!と言う事実。

元に戻す、治す…と言う表現ではなく、そもそも貴方は入眠時間を変えることが一度出来たんだから、また変えることが出来るんだよ!と。

少し違う切り口の言葉が身に染みたし、勇気や安心に繋がりました。

自分を変えることが出来る能力を持っていたという事実がどれだけ救いになるか…。

また、思い掛けず良いお医者様に出会えました。

まだまだ道のりは長いけど心は軽やか。

そう言えば母が、私の幼少期に肩こりを育児鬱と誤診されて飲まなくても良い薬を処方された事があったそう…(セカンドオピニオンで肩こりだと判明)

私の場合、今の心にピッタリ合ったお医者様に、産婦人科と内科で出会えたことが結果的にセカンドオピニオンになりました。

病院で言われた先生の言葉が私を強い心持ちに変えてくれたので、比較的リラックスした状態で現状を受け止めています。

次は不眠症との向き合い方についてのまとめ。



✴︎不眠症と付き合う

別れたいのに別れてくれない不眠症くん。
お別れするために、かなり努力はしています。

その中から効果があると感じた幾つかをご紹介します。

01.
朝起きたらカーテンを開き電気をつける。
また、横になる数時間前から豆電球や少しの灯りで過ごして、メラトニンの分泌を促すことで睡眠のサイクルを整えるよう意識づける。

02.
ベッドは寝る場所!と言う認識が出来るように昼間は椅子やソファで過ごす。

03.
ベッドの高さや寝る場所を変えてみて、今までの眠れない重圧からくるマイナスのイメージを変える。

04.
考え込まない空間を作るために豆電球で寝る。
※今まで寝る時は真っ暗にしないと眠れなかったけど、最近は真っ暗にした途端に心も暗くなって考え込んでいたため。

05.
深呼吸をする時は、【ベッドと一体化するような、下に吸い込まれる感覚】で息を吐き出す。

06.
ヒーリング系の音楽や、これを聴くと眠たくなるかも?と以前に感じた曲を聞く。
※私の場合はモンスターズインクの『君がいないと』をピアノでカバーされている方の動画を聴くとリラックスできます。(検索TOPにありました)

大体こんな感じです。

途中、言っていることがほぼ同じなのですが…とにかくこびり付いた負のイメージを払拭する為に、部屋の明るさから場所まで色々と工夫して過ごすようにしています。

ずっと眠れない自分=社会不適合者→存在意義がない→消えたい→余計に眠れない→眠れても熟睡できていない…と言う悪循環の中に居ました。

今は眠る努力をやめた。(この開き直り重要)

眠れなくても深く考えない環境を作れるようにする事!に気持ちをシフトしたので、少しずつ何時に寝ようが朝に起きて生活ができるようになりました。

ちなみに1番最初に書いたメラトニンはかなり重要で、自然のリズム(朝→昼→夕方→夜)を照明の明るさで再現すると安眠効果に繋がるらしいです。

朝は部屋を明るくする→寝る前は照明を夕方っぽいオレンジ色に→寝る時は真っ暗に…この繰り返し。

これはお仕事で照明器具の説明イラストを作っていた中で知れた情報だったのですが、思い掛けず今の私に必要な話でした。

↑簡単にまとめてみました。

ぜひ同じようなお悩みのある方は『メラトニン 照明 睡眠』などで検索してみて下さい。

昼間は部屋の空気を入れ替えて、カーテンの隙間から入る風を感じながらご飯を食べたり…家の中でも自然と調和できる時間を作るコトは大事だなぁ〜と感じます。



✴︎次回予告

前回の記事で、コロナ後遺症の話、それに伴う不眠症の話、どうぶつの森が病に与える効果の3点をまとめて投稿します。

…と予告していましたが、長くなりすぎたので分けることにしました。

次回は『生身の人間と接するストレスから解放されたい気持ち&それでも社会の一部でありたい矛盾』の両方に寄り添った新しい形のコミュニティ。

『どうぶつの森が有料で提供しているツールが心のツボを押してくる話』を配信します。







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